2018/07/15 改訂版 「『あなたの悩み、分かるわ』詐欺に気を付けろ」「周りの人をカウンセラーにしない」「人生なんて相談しても仕方がないことが多い」

心のこと

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石井 光太『絶対貧困』苦しみを比較してもなあ・・

絶対貧困―世界人口約67億人のうち、1日をわずか1ドル以下で暮らす人々が12億人もいるという。だが、「貧しさ」はあまりにも画一的に語られてはいないか。スラムにも、悲惨な生活がある一方で、逞しく稼ぎ、恋愛をし、子供を産み育てる営みがある。アジア、中東からアフリカまで、彼らは如何なる社会に生きて、衣・食 […]

河原町のジュリー ~あるルンペンの思い出~

もう二十数年前の話である。 京都は四条河原町に、『河原町のジュリー』と呼ばれるルンペンが住み着いていた。 背はひょろりと高く、黒いボロから楊枝のような手足をのぞかせ、頭にはいつも崩れた山高帽をのっけてた。 時々、周りにも聞こえるような大声で独り言を言いながら、誰とも目を合わすことなく通り過ぎて行く。 […]

スティングの『Fragile』 世に悲しみの種はつきまじ

ことによるとこの最終的手段は暴力は何の解決にもならず 怒れる星の下に生まれた者たちはなす術がないという 人というものがどれほど脆い存在か。社会的なメッセージを発信し続けるスティングの人間哲学とシャープな感性が織りなす名曲。CDのライナーノーツの抜粋と日本語訳、オリジナル歌詞などを紹介。

映倫のボカシがぼかした作品の本質 サイコスリラーの傑作『羊たちの沈黙』

バッファロービルは性倒錯ではない。自分自身を嫌って『変身』を望んでいる。推理の鍵となる女装ダンスの場面(被害者の生皮を被って鏡の前で全裸で踊る)に挿入された映倫のボカシのせいで、作品の本質までぼやけてしまった日本の劇場公開版に対する異議を動画と画像で説く。

映画『マトリックス』が本当に伝えたいこと ~君は心の囚人 / What’s is MATRIX 英語で読み解く

仮想現実を舞台にしたサイバーアクションで知られるが、本質は心と世界の関わりをテーマにした哲学的な作品である。私たちが「自分」や「世界」と捉えているものは、自身の思い込みが作り出したイメージに過ぎず、心を解き放てば空を飛ぶことだってできる。You are the prisoner of you mind (君は君の心の囚人)なのだ

宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と蠍の火 ~まことのみんなの幸のために

どうしてわたしはわたしのからだを、だまっていたちにくれてやらなかったろう。そしたらいたちも一日生きのびたろうに。どうか神さま。私の心をごらんください、こんなにむなしく命をすてず、どうかこの次には、まことのみんなの幸のために私のからだをおつかいください。って言ったというの。

人間の想像力は悪に傾きやすい

ずっと以前、カウンセラー講座に通っていた時、心理学の先生から面白い話を聞いたことがある。 悪役専門の俳優さんが、新境地を開く為、善良な役を引き受けるようになったら、舞台は好評にもかかわらず、私生活ではノイローゼになってしまった、という話だ。 おそらく、この俳優さんは、舞台で『悪』を演じることによって […]

心の平和を得るために

人間の孤独や苦悩の本質について考えたとき、私が真っ先に思い浮かべるのは、『エゴ』だ。 誰だって、自分が可愛い。 できれば、自分だけは傷つきたくないと思う。 そうして、いつしか心が自身の事でいっぱいになった時、私たちは利己的な欲望の塊になる。 自分を満たすことしか考えなくなる。 「つらい」「淋しい」「 […]

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