2018/07/15 改訂版 「『あなたの悩み、分かるわ』詐欺に気を付けろ」「周りの人をカウンセラーにしない」「人生なんて相談しても仕方がないことが多い」

政治と社会

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チェ・ゲバラと青春と革命 / 若さとの親和性

青春と革命は相性がいい。 大義があれば道は正当化され、迷いには答えが与えられる。 社会への疑念。 大人への不満。 報われぬ努力。 満たされぬ自我。 そこに誰が倒しても納得の相手、この世に存在する価値も無い下劣な敵が存在すれば、人生の道筋は非常に分かりやすいものになる。 すべての革命がルサンチマンを基 […]

共産主義思想が誕生した歴史的背景・産業革命と労働者 人と思想『マルクス』小牧治

世界を変える大潮流となったマルクスの共産主義思想はどのような経緯で誕生したのだろうか。人と思想を語る場合、まずは背景となる歴史を理解しなければならぬという小牧治氏の精神に従い、産業革命後、急速に近代化・工業化が始まった19世紀と、その弊害を目の当たりにしたマルクスの労働者救済の思いを紹介。

ネットの自由か、安全保障か 映画『スノーデン』と『シチズンフォー』IT教育は何を教えるべきか

『捜査とは人生に立ち入り壊すものです』テロ防止という大義の下に全く無関係な個人の私生活や思想まで覗き見られていることに疑問をもったスノーデンは香港に逃れ、ジャーナリストにNSA(アメリカ国家安全保障)による監視の実体を暴露する。安全か、自由か、すべてのネットユーザーに疑問を投げかける渾身の社会派ドラマ。

無名戦士の墓 ~名もなき祖国の英雄たち

欧州各地に存在する無名戦士の墓。歴史の書物に刻まれるのは一握りですが、その足下には、何十億という人々が存在します。「ベルばら」では、民衆の側について戦うことを決意したオスカルが「我らは名もなき祖国の英雄になろう」と兵士たちを奮い立たせる場面があります。名も無き人々の墓碑は未来に向かって、誰が語るよりも確かな平和のメッセージを送り続けています。

国境まで50キロ 国王一家の命運を分けたヴァレンヌ逃亡の無念

フランスから逃亡を試みるも、国境に近いヴァレンヌで捕まったル16世とマリー・アントワネット。この事件はフランス革命における王室の立場を貶め、処刑という最悪の結末を迎えます。ポーランドとスロヴァキアの国境の様子を写真で紹介。多くの悲劇の舞台となった国境に関するコラムです。

韓国映画『シュリ』 南北首脳会談に寄せて~自由に行き来する魚のように

南北首脳会談は1999年の映画の中では夢だった。なぜ韓国では『シュリ』が熱狂的に支持されたのか。興行成績でタイタニックも超えたアクション大作を画像付きで紹介。南北の川を自由に行き来する小魚シュリに願いを託して、北朝鮮工作員の女性と韓国情報部の恋人の愛と悲劇をスリリングな展開で描く。

幸福な笑顔を世界に伝播 映画『ミニオン』とファレル・ウィリアムスの『Happy』

初めてファレル・ウィリアムスの『Happy』を見たのは、世界がテロの斬首動画に震撼していた頃。一方で恐怖、一方でHappyを唱える、地上の二つの真実について考察。決して溶け合うことのない対岸の価値観もハッピーな笑顔で変えられるのか。平和を願う声は空しいのか。それが聞こえなくなった時こそ世界滅亡のカウントダウンが始まるというコラム。

映画『アイヒマンを追え』 なぜ戦犯は裁かれねばならないのか ~歴史と向き合う意義

今、ドイツを中心に、ナチズムや人種迫害の歴史と向き合う作品が増えているように思う。 私が最近観た作品の中では、『ハンナ・アーレント』『帰ってきたヒトラー』『ヒトラー暗殺、13分の誤算』『アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち『サラの鍵』(フランスのヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件をモチーフに […]

オーストリア女 =マリー・アントワネット ~異国の女として生き、異国の女として死す~

 近頃は、国際人を目指して早期の英語教育も盛んですが、果たして言葉は本当に国や民族の違いを超えるのか、時々、疑問に思うことがあります。 たとえば、日本人相手に「ベルばらがね……」と言えば、池田先生の名前はもちろん、作品の内容、オスカルやアンドレといったキャラクターの名前、歌劇やアニメ、洋画にまでな […]

アイデンティティと自信喪失の時代 『ペレ 伝説の誕生』

現代というのはつくづく自信喪失の時代と思わずにいない。国をあげてワールドカップに熱狂するのも、単なるサッカー好きではなく、連帯の中に自己の帰属や基盤を再確認するからだろう。それはグローバル化が進み、フラットな世界に変じる未来も変わることはないと思う。