2018/07/15 改訂版 「『あなたの悩み、分かるわ』詐欺に気を付けろ」「周りの人をカウンセラーにしない」「人生なんて相談しても仕方がないことが多い」

『質問』の答え

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『いったい人間らしさとは何でしょう』 #『質問』の答え

皆、何かを勘違いしている。 強くなれば、嫌なことも消えてなくなる。 綺麗になれば、愛される。 優秀であれば、あれもこれも上手く行く。 人気者になれば、欲しいものが何でも手に入る。 でも、あれもこれも完璧に揃っているなら、この世に人として生きる意味など無い。

『心も年をとるのでしょうか』#質問の答え

『心』と呼ぶものの中には、知見、理性、経験、達観、それら全て含むのかもしれません。 でも、どんどん頭で考えることの比重が高くなって、怪人のダジャレに素直に喜べた日は遠くなるばかりだし、感じたことより理屈の方が立つようになる。それこそ惰性の始まりではないかという気がしてなりません。 そして、来る日も来る日も、似たようなことばかり考え、物事を見つめ直すこともなく、経験に囚われるようになれば、心が老いたと言われても仕方ないでしょう。

#『質問』の答え ~わたしは永遠の謎でありたい

人にあれこれ質問されるのは苦手。 自問自答は得意だけど、人にいろいろ尋ねられても、答えに窮する方が圧倒的に多いから。 だって、「こうですよ」と答えたところで、相手が100パーセント、正しく理解するわけじゃない。 100人の質問者がいれば、100通りの解釈が有り、人間の真実など、何所にも見えないのが本当じゃないかと思うからです。

『あなたは人の気持ちを読み取ることができますか』 #『質問』の答え

「できる」といえば、できるし、「できない」といえば、できないし。 人は、自分の経験したことや知っていること以上のものを体感することはできないと思っています。 どんなに優しい人でも、シリアで住まいも家族も自身の五体さえも奪われた人の痛みを心底理解することはできないし、どんなに秀でた人でも、食うや食わずやで生きている人間の苦しみなど分からないと思うからです。

『淋しさはどの方角からやってくるのでしょうか』 #『質問』の答え

申し訳ないけど、食卓です。 これは愚答ってものでしょうか。 でも、本当に申し訳ないけど、食卓なのです。 師匠も言ってますよね。『家というものが運命化した共同体だと思っている人にとって……』。 結婚は意図的だけど、家族は偶発的なものです。

『もしあなたが12種類の言葉しか持てないとしたらどの言葉を残しますか? 』 #『質問』の答え

人間にとって、一番大事なのは、怒りを上手に表す言葉だと思います。 悦びの言葉や感謝の言葉は誰でも言えるし、誰にでも通じる。 でも、怒りに関しては、非常にスキルが必要だし、タイミングも見計らわなければならない。 おそらく、怒りを上手に表現できる人の方が少数だと思います。

『子供と大人の境界線はどこですか』 #『質問』の答え

それは親を一人の人間として赦せた時です。 『子供』の目には、親はどこまで行っても『親』でしかありません。 だけども、心が成長して、子供と大人の境界を越えると、親を一人の人間として理解し、受け止められるようになります。 ああ、この人も、弱さ、脆さをもった、一人の人間なんだな、と。