2018/07/15 改訂版 「『あなたの悩み、分かるわ』詐欺に気を付けろ」「周りの人をカウンセラーにしない」「人生なんて相談しても仕方がないことが多い」

人と社会

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石井 光太『絶対貧困』苦しみを比較してもなあ・・

絶対貧困―世界人口約67億人のうち、1日をわずか1ドル以下で暮らす人々が12億人もいるという。だが、「貧しさ」はあまりにも画一的に語られてはいないか。スラムにも、悲惨な生活がある一方で、逞しく稼ぎ、恋愛をし、子供を産み育てる営みがある。アジア、中東からアフリカまで、彼らは如何なる社会に生きて、衣・食 […]

無知は知の始まり オスカルさまと野菜スープ・貴族が貧者の現実を知る時

大貴族の令嬢に生まれ育ち、華やかなベルサイユ宮殿の世界しか知らないオスカルが、ロザリーの手引きで、初めてパリの貧しい庶民の暮らしを体験する場面。「分かったつもり」でも、何一つ理解していなかったことを思い知り、後のバスティーユ攻撃に繋がるエピソードです。ポーランドの病院の食事や施設を動画と写真で紹介。

チェ・ゲバラと青春と革命 / 若さとの親和性

青春と革命は相性がいい。 大義があれば道は正当化され、迷いには答えが与えられる。 社会への疑念。 大人への不満。 報われぬ努力。 満たされぬ自我。 そこに誰が倒しても納得の相手、この世に存在する価値も無い下劣な敵が存在すれば、人生の道筋は非常に分かりやすいものになる。 すべての革命がルサンチマンを基 […]

悪女 VS キャリアウーマン 事件の印象が証言を左右する 松本清張の『疑惑』

一台の車が埠頭から海に突っ込み、鬼塚球磨子は救助されるが、車内に取り残された夫の白河福太郎は死亡する。前科四犯の毒婦の先入観から、球磨子の犯行という前提の元に裁判が進むが、彼女の弁護を引き受けた佐原律子の鋭い推理により、思いがけない事実が明らかになる。桃井かおりと岩下志麻、二大女優が火花を散らす野村芳太郎監督の傑作。

死刑制度をどう考えるか 映画『デッドマン・ウォーキング』

死刑囚の精神的アドバイザーを務めるシスター・ヘレンは、死刑宣告されたマシューと面会するうち、死刑が本当に解決策なのか疑問を抱くようになる。一方、我が子を殺された遺族は激しい憎悪をつのらせ、死刑にすべきとの態度を崩さない。死刑囚と遺族感情の間でヘレンは苦悩しながらも、最後までマシューに寄り添うことを決意する。

人は労働を通して社会的存在になる カール・マルクスの哲学

人間は労働を通して社会的存在になる。社会的存在とは、自分一人の世界の中ではなく、人々との交流の中に生きているということである。労働者革命の一大潮流を生み出したカール・マルクスの名言を紹介。今マルクスを読むべき理由や思想についてのコラムです。

『共産党宣言』労働の本質を理解し、自身も周りも幸せに 人と思想『マルクス』小牧治

マルクスの思想の真髄は労働者が資本主義社会における立ち位置を理解し、高い社会意識をもって仕事に取り組むこと。労働者が人として尊重され、各自の能力が社会に活かされる点にある。私たちは日常のささやかな改革を行うことで、自身も周りも幸福にすることができる。それが革命やイデオロギーよりも大切なマルクスの願いである。

『賃労働と資本』 自身の立場と権利を理解する 人と思想『マルクス』

生産システムの変革により労働者の救済を試みたマルクス。資本主義社会において、労働とは何か、賃金とは何かを、社会科学的に分析する。『すべてを疑え』の精神は現代の職場環境にも通じる。あなたは自分の労働が適正に報われていると思うだろうか。

人間が大事なのか、商品が大事なのか 人と思想『マルクス』小牧治

『人間の本質は、実践的・主体的にかかわりあう社会的人間である。だいじなことは、人間の社会的実践であり、現実を変革することである』労働者の不幸を救うには、社会の仕組みを変えるしかないと考えたマルクス。人間と商品、どちらが大事なのか。生産活動において搾取され、自己疎外されていく労働者の現状を解説。

共産主義思想が誕生した歴史的背景・産業革命と労働者 人と思想『マルクス』小牧治

世界を変える大潮流となったマルクスの共産主義思想はどのような経緯で誕生したのだろうか。人と思想を語る場合、まずは背景となる歴史を理解しなければならぬという小牧治氏の精神に従い、産業革命後、急速に近代化・工業化が始まった19世紀と、その弊害を目の当たりにしたマルクスの労働者救済の思いを紹介。

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