2018/07/15 改訂版 「『あなたの悩み、分かるわ』詐欺に気を付けろ」「周りの人をカウンセラーにしない」「人生なんて相談しても仕方がないことが多い」

ATOKと一太郎の設定保存・復元の仕方

ATOKと一太郎の設定保存・復元の仕方

ATOKと一太郎を使っていて、一番厄介なのは、『設定の保存』と復元だと思います。

設定のインポート・エクスポート機能は備わっていますが、機能ごとにファイルの種類や置き場所が違うので、一つ一つバックアップを取らないといけません。バックアップ・ファイルが一カ所にまとまっていないという、信じられないような作りになっていますので、本体のバージョンアップや再インストール、Windowsの初期化やPCの引っ越しの際は、バックアップの取り忘れに重々お気を付け下さい。

ATOKのバックアップ

ATOKのバックアップ・ファイルは全部で3種類あります。

1)全体の設定(日本語入力に関する)

2)ユーザー辞書

3)キーカスタマイズ(キー入力の個人設定)

ATOK 全体の設定

タスクバーのATOK→入力文字種のアイコン上で右クリックし、ATOKメニューを呼び出し、「プロパティ」をクリック。

もしくは、日本語入力がONになっている状態で「Ctrl+F10」。

ATOK 設定 バックアップ

ATOK 設定 バックアップ

ATOKプロパティ画面の右上方、『プロパティ登録編集』→『現在の設定をファイルに出力』=エクスポート

『ファイルを指定して登録』=インポート

ファイルの出力先は、どこでも構いません。「Ichitaro」フォルダなどを作成して、一カ所にまとめて保存すると分かりやすいです。

OneDriveやGoogle Driveなど、クラウドストレージで共有すると、二重にバックアップが取れますし、別のデバイスでも簡単に設定ファイルを取り込めるので、大変便利です。

それにしても「出力」とか「登録」とか、この大正ロマン風の言い方も、いいかげん、変えて欲しいですよね(´д`)

エクスポート・インポートという現代用語に慣れた若い方には一目で伝わらないのではないかと。一太郎は、ジジ&ババが不動の固定客なのか……。

ATOK 設定 バックアップ

ユーザー辞書(ATOK学習機能)

ATOKプロパティの画面を開き、『辞書・学習』→『学習』→『詳細設定』をクリック。

ATOK 設定 バックアップ

『学習・登録詳細設定』の画面下方、『ユーザー辞書設定』で指定されている.DICファイルに、単語登録や学習内容が記録されています。

デフォルトのファイルの置き場所が『C:\Users\●●\AppData\Roaming\Justsystem\Atok30\ATOK30U1.DIC』なので、一太郎の再インストールやPCのリカバリなどすると失われることがあります。(.DICのファイル名や保存場所は、お使いのATOKのバージョンによって異なる場合があります)

これが無くなると、単語登録した内容や学習記録などが全て失われますので、ユーザー辞書ファイルは、必ずローカルの安全な場所に保存しましょう(OneDriveの共有フォルダやDドライブのドキュメントフォルダなど)

既にRoamingフォルダ下にユーザー辞書ファイルを有していて、保存場所の移動方法が分からない場合。

デフォルトのユーザー辞書ファイルを、自分の保存したい場所にコピーします。

その後、『ユーザー辞書』の『参照』で、新たなユーザー辞書ファイルを指定すればOK。

ATOK 設定 バックアップ

キー・ローマ字・色

入力キーの個人設定( \ で 」と入力する、F12で日本語入力ONなど)も、バックアップ・ファイルは個別にあります。

『スタイル操作』→『ファイルに出力』=エクスポート

『ファイルを指定して追加』=インポート

ATOK 設定 バックアップ キーカスタマイズ

とにかく煩わしいの一言。いつになったら、エクスポート・インポート機能を一元管理するのか(´。`)

一太郎のバックアップ

一太郎の設定保存・復元も奇々怪々です。

環境設定ファイルの管理は可能ですが、たとえば、2016版から2017版にバージョンアップする時、なんと旧バージョンの環境設定ファイルが使えないという、信じられないような不具合があるんですね。

もちろん、一太郎に互換ファイルの機能は備わっていますが、これがきちんと反映されないことがある。

仕方なくRoaming下のファイルをコピーなどもしてみますが、ごちゃごちゃファイルをいじっている間に、旧バージョンの設定内容まで失われ、もう一度、最初から設定し直し……という事が何度かありました。

「旧バージョンの環境設定ファイルがそのまま使えない」って、致命的な欠点だと思うのですが、これも修正される気配がありません。

どうでもいい機能ばかりが追加され、肝心なコアな部分がまったく進歩しないのが、大きな不満です(-_-)

とりあえず、『ツール』→『オプション』→『環境ファイル』→『ファイル保存』で.TEFファイルをエクスポートします。

これもリカバリなどで消失してしまうシステム・ドライブよりは、データ・ドライブのドキュメント・フォルダ、できればOneDriveなどの共有フォルダに保存することをおすすめします。二重のバックアップになるので。

一太郎 環境ファイル 保存

一太郎 環境ファイル 保存

「登録ファイルの引き継ぎ」で旧バージョンの設定ファイルを呼び出しても、私の場合、まったく機能しませんでした。

一太郎 環境ファイル 保存

旧バージョンのコンバート機能もありますが、「このファイルは使えません」なのです(。・ω・。)

一太郎 環境ファイル 保存

これもことごとくエラー。それも毎回、バージョンアップの度に、です。

設定ファイルの置き場所をデフォルトの状態で保持しろということでしょうけど、それではPCのリカバリなどできません。
システムドライブ=Roamingも全て初期化されますから。

一太郎 環境ファイル 保存

普通、バージョンアップすれば、キー割付やオプション設定も引き継がれるべきなのに、全て初期化されて、旧バージョンの設定ファイルから簡単に読み込みできないって、他のアプリケーションでは有り得ない話ですよ。

いつになったら一元管理できるのか、ジャストシステムにはもっと頑張っていただきたいところです。

大事な設定内容を失わない為に

一太郎の場合、オプションなどは大きく変更しませんから、前の状態を復元するのはさほど手間ではないですが、キー割付、メニュー割付など、細かく手を加えている場合、旧バージョンの設定ファイルが反映されないと、目の前ボーゼンとすることがあります。

再インストールやPCのリカバリをする際は、必ず、以下のパスから、必要なフォルダを丸ごとバックアップすることをおすすめします。
(この場合、TARO27、ATOK30など)

でも、あまり期待はしないように。

ATOKはともかく、一太郎に関しては、同バージョンの保存・復元は簡単でも、「旧バージョンからの設定の移行」で躓きやすいので。

C:\Users\●●\AppData\Roaming\Justsystem\

一太郎 環境ファイル 保存

私もいろんな方法を試しましたが、一太郎のファイル構成って、セキュリティの為かしらないけど、システムドライブにJustsystemのフォルダがいくつも作成される、恐ろしく奇妙な作りになっているんですね。WORDでも、ここまで分散しないのに。

いい加減、この半角カタカナのフォルダ名も止めて欲しいです^^; いつまでダイヤルアップ回線の感覚を引き摺るのか……。

一太郎 環境ファイル 保存

まさにガッデム一太郎ですが、これしか選択肢がないので、ずっと使っています。

ここ数年で感動したimproveといえば、インストール時に『Yahooツールバーをインストールしますか』が無くなったことぐらい(゚_゚)

そんでもって、文書サイズが数百ページに及ぶとフリーズしまくる惰弱な作りも全く変わっていません。

世の中、電子書籍ブームで、400ページ、500ページの編集が必要な人もあるだろうに、SSDに16GBのメモリ、core-i7 を搭載しても、段落の切り貼りや一語削除する度に、フリーズ! フリーズ! フリーズ! するようでは、先が思いやられます。。

フォントの詰め合わせはいいから、中身をなんとかして欲しい。

最後は愚痴になっちゃいました。スミマセン。

ATOK Passport か、パッケージ(Limited)か

私も長年ATOK&一太郎を愛用していますが、2018年からバージョンアップ購入を止めました。

理由は、ATOKがクラウドサービス化して、月額制になったからです(ATOK Passport)。

複数デバイスを使いこなす人には便利でしょうが、メインのPCが決まっていて、多機能よりスピード重視の人には、クラウドに接続しない方が処理が早いからです。

辞書機能も、旧・一太郎のプレミアム辞書が普通に使えるし、入力中の検索も、『単語選択→ポップアップで飛び出すATOKイミクル(2017版)』で十分。

クラウド型のATOK Passportに乗り換える理由がないからです。

私としては、全てPC内で処理を完結したいので、ATOK Passportは選択外。

次に購入するとしたら、一太郎の新バージョンに付属するLimited版になると思います。

もし、購入を検討しているのであれば、2018年のATOK Passportの試用版を体験して、スピードや使い勝手を確認し、いまいちに感じるなら、前バージョンのATOKパッケージ版を購入するか、一太郎2018年のLimited版を使うことをおすすめします。

私も2017年のATOK(クラウド未使用)をそのまま使っていますが、何の不具合もありません。

『パッケージ版としては最後の永続ライセンスなので購入』というレビューがあるように、旧バージョンのATOKを入手できる最後のチャンスです。

ATOK Passport と異なるのは、定額制で、一度ライセンス購入すれば、何年でも使えるという点。WORD2013が今でも使えるのと同じです。

ATOKに関しては、新聞記者や最先端の研究論文でもやってるのでない限り、毎月新しい用語をマイ辞書にストックしなければならないほど使いこなすことはないし、「ATOKディープコレクト」とか「機能アップ」といっても、そこまで大差ないというのが実感なので(毎年それにガッカリさせられた)。

ATOKに修正してもらうより、自分でしっかり国語を勉強する方が、よほど良い文章が書けるよ ( ̄・ ̄)

あるいは、一太郎パッケージに収録されているLimited版を使うか。

製品情報を見ると、必要最小限の機能しかないように見えるが、要は ATOK Passport で売り物の「クラウドサービスが使えない」というだけで、ベーシックな入力や変換機能には何の問題ないです。こちらも体験版で確認して下さい。

辞書が欲しければ、ATOK Passport でなくても、プレミアム版を購入すればいいと思います。

ジャストシステムの一太郎紹介ページ
//www.justsystems.com/jp/products/ichitaro/index.html

ちなみに私のおすすめは『大辞林』。

説明も分かりやすいし、類義語も一覧表示してくれるのが有り難い。

大辞林があれば、語彙も広がります。

ATOK 大辞林
ATOK2017で動作

もう一点、角川類語辞典。

こちらも Ctrl+Tabで、様々な類語を表示してくれます。

ATOK 角川類語辞典
ATOK2017で動作

平均的な日本語の文章であれば、既存の辞書で十分です。ATOK Passportで常に最新の用語をゲットしなくても。

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最終更新日: 2018年2月12日 初回公開日:2017.03.09

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